5Gには、Sub6(6GHz 未満)とミリ波(28GHz)の2つの周波数帯の電波が使用されています。高速通信を実現するには広い帯域の確保が可能なミリ波帯の利用が必要となります。
ミリ波帯の電波は大気中での減衰が大きく、また直進性が高いために遮蔽物の背後に回り込みにくいという性質があります。広いエリアをカバーするためにはこれらの課題を解決するしくみが必要とされています。
✓ 一枚の基板上に複数の帯域のアンテナを形成可能です。
✓ 多面取りが可能になるなどアンテナの生産性向上に寄与します。
✓ 窓や壁、ディスプレイや車など様々な箇所に設置可能です。
✓ 取り付け場所のデザインや景観を損なわずにアンテナの機能を付与することができます。
✓ 電源を一切使わずに電波のやり取りをしたり、電波の方向を変えたりすることが可能です。
✓ レンズの形状を変えることにより、電波を一定方向に送ることも、広い範囲に送ることもできます。
✓ ガラス製のため紫外線による劣化が少なく、屋内外のさまざまな場所で長期間安定して使用できます。
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